O脚の原因は!?骨か筋肉かどっち??
はいどうも、からだの寺子屋です。
今回はO脚に関するエントリです。
と言うのも、先日職場の人から「O脚ってどうすれば直るの?」と聞かれたことがキッカケなのですが、かくいう僕もO脚なのです。
「ん?そういやO脚ってそもそもなんだ?」ってあたりから始まりあれよあれよと迷宮入り・・・しそうになったところを塾にて色々と質問をして参りました。
今回はO脚が気になる、けど原因が分からない人向けに書いていきます。
きっと一番気になるのはその原因が骨(の変形)なのか?筋肉(の使い方による偏り)なのか?あたりだと思うので、そのあたりを中心に書いていきます!
O脚のほとんどが筋肉由来である
まず第一に”ほとんど”としたのは骨が由来であることもあるので、”ほとんど”と付けました。
しかしながら「私、O脚が気になるのよね~」の人は大抵筋肉が由来であるようです。
それを判別するには、まずは立位で脚を揃えてみましょう。きっと出来ないはずです。
しっかりとO脚であることを噛み締めたら今度はハーフスクワットの姿勢(軽く膝を曲げて中腰になる姿勢)を取ってみましょう。
そうするとあら不思議。おそらく膝がぴったりとくっつくかと。
真っすぐ立つとO脚、けどちょっと膝と腰を曲げるとO脚改善・・・・そう、ここにO脚が筋肉由来である原因が隠されています。
いたずらをしているのは縫工筋
多くの場合、先ほどの「まっずぐ立つとO脚、けど膝腰を曲げたらO脚改善」のいたずらをしているのは縫工筋(図の青い箇所)であることが多いようです。
この縫工筋の動きとしては、膝を曲げ(膝関節の屈曲)股関節を曲げ(股関節の屈曲)股関節を外に捻る(股関節の外旋)という役割があります。
ちょっと難しく表現しましたが平たく言うと”あぐら”をした時に最も使われる(最も収縮する)筋肉です。
気になった人はあぐらをかいてみましょう。
その時、脚の付け根~膝の内側あたりの筋肉が最も収縮し、かつその筋肉が悪さをしています。
ちなみに使っている感はありません。なぜなら意識して力を入れているわけではないからです。あぐらをかくと勝手に縮んでしまうのです。
どんな風にいたずらしているか?
その為には縫工筋がどんな風に使われているのか分類してみます。
3つに分類し、それぞれ「収縮している時」「伸長している時」「O脚時」の3つに分けます。それぞれの縫工筋の様子を確認してみましょう。
・縫工筋が収縮している時=膝が曲がって、股関節が曲がって、股関節が外旋(膝が外に開いてる)。要するにあぐらをしている時。
・縫工筋が伸びている時=股関節が伸びて(体を真っすぐにして?)、膝が内旋(膝がくっつく)している時。要するにO脚でないまっすぐな脚のこと。
・O脚の時=股関節が伸びて(体が真っすぐで)、股関節が外旋(膝が外に開いている)
これおかしいの分かりますかね?O脚のところ。縮む時と伸びる時の動きが同時に起こっているのです。伸びながら縮むっていう状態。
縫工筋がきちんと伸ばすことができれば立ち上がった時でも膝は完全に伸び、股関節も伸び、そして膝が揃うのです。
しかしながら僕をはじめ、O脚の場合には縫工筋が縮こまっている為立ち上がった時に完全に伸ばし切ることができずに、股関節の外旋(膝が外に向かう動き)という縮む時の動きが残ったままになるのです。
つまり縫工筋が完全に伸ばしきれずに縮んでいるためO脚になるのです。
しっかりと縫工筋をほぐしてストレッチすること、また使えるようにすることが必要です。
何が原因なの?
原因として考えられるのは、あぐらのかきずぎ、又はそれに近い姿勢を日常的にとっていることだと思われます。
僕の場合だと完全にあぐらのかきすぎです。
と言うのも普段畳で生活をしている上に、パソコン作業する時も畳の上においた机で行います。今もあぐらをかいてキーボード叩いてます。
今は日頃から、特にあぐらをかいた後や体が温まっている運動後・風呂後にストレッチを欠かさないよう心がけています。
いかがでしたでしょうか?
まだまだ不十分でしょうが、なにか身体のことについて掴むキカッケになる気がしています。
それとどうやらこのO脚、膝痛などとも関係が深いようなのでさらに深めていきたいと思います。(自分が膝痛なので何とかしたいのです)
またドシドシ更新していきます!
では~。