何故!?座る時や立つ時だけ腰が痛い!その原因!
はいどうも、からだの寺子屋です。
今回は職場の後輩の悩みです。
その後輩曰く「立つ時や座る時だけ腰が痛いのですが何でなんでしょう?」とのこと。
いったん座ってしまえば痛みはなく楽になるそうなんですが、座ろうとして椅子に腰をかけた瞬間に腰に痛みが走るそうです。
今回はこの原因を考察していきます!
一番の原因は腸腰筋が使えていないこと
一番の原因は腸腰筋と呼ばれる筋肉が使えていないことです。
この腸腰筋、背骨~足の付け根あたりについているのですが、特に背骨についていることからこの筋肉が痛んだ時にまるで骨が痛いかのように錯覚します。
この筋肉が伸びて力んでいたりすると特に痛みが生じやすいわけですが、同じことが立つ瞬間や座る瞬間でも起きています。
腸腰筋がしっかりと縮むと腰椎の前腕と呼ばれる、背骨が前にたゆみます。
しかし腰痛を抱えている人はこの腰椎の前腕(腸腰筋の短縮)がうまく出来ないため、伸びたまま動作(立つ、座る)を繰り返してしまします。
痛みを起こさないためには、しっかりと筋ポンプしていることが大事
痛みは主に血行不良による酸欠で引き起こされます。
したがってしっかりと筋肉がポンプ(伸びたり縮んだり)していれば血流が滞ることもないので、痛みの物質も発生しにくくなります。
しかし先ほど説明したように立ち上がったり、また座ったりする時も腸腰筋がうまく縮まずに動作を繰り返していると筋肉は「力が入っているのに伸びている」状態が長く続くことになります。
すると筋緊張の高まり→血行不良→酸欠→痛み物質の発生、という流れで痛みが起きてしまうのです。
腸腰筋は衰えやすいので要注意
人間疲れてくると楽をしたがるのが常。
したがって立位、座位、その他もろもろの動き中で極力使う筋肉の数を減らしてしまいます。
当然使わない機能(筋肉)は衰えます。
その中でも衰えやすいのが腸腰筋と言われています。
分かりやすく腸腰筋を使わなくなる(体がサボりだす)のは座っている時に腰が丸まってくることでしょう。
深く座ると背中だけでなく、脚なども疲れてきます。
その疲れから逃れようと浅く座ると最初は楽になります。
しかししばらくその体勢を続けると腰のあたりが張って痛くなってきますよね、まさにこれです。
疲れていいのです。筋肉は使えば疲れるのは当然です。疲れないように楽をしようと特定の筋肉に頼りにいくと痛むのです。
日頃から深く座ることを心掛けるだけでも、立つ瞬間や座る瞬間の痛みから逃れることが出来るかもしれません。もちろん疲れますが!
いかがでしたでしょうか?
難しい話も多かったですね。本当は画像があればもっと分かりやすいのですが、、、対策しなきゃですね。
偏りなく、いろんな筋肉を使ってあげてくださいね!
では~。