腰が痛い!電撃が走るその痛みの原因は骨なの?筋肉なの?
はいどうも、からだの寺子屋です。
先日友人から「久しぶりにテニスをしていたら突然左肩が痛み出したんだけど、これって骨に異常あるのかな?」と聞かれたので、それについて書いていきます。
皆さんも一度は経験があるかもしれませんが、腰や背中、肩など思い当たるフシがあろうとなかろうと痛みって気になりますよね。
それに一度気になり出すと悪いほうに考えがちになります。
「これって筋肉じゃなくて、骨を痛めたのか・・・?」
「病院に行ったら靭帯が損傷しているかもって言われた・・・」
みたいな感じです。
よく浮かぶ疑問は、痛めた部位が筋肉由来なのか?骨由来なのか?はたまたそれ以外の部位(靭帯とか)なのか?ではないでしょうか。
それもそのはず。たとえ筋肉が痛んでいてもまるで骨が痛いかのように錯覚するほど痛いし、違いが分からないからです。僕も経験あります。
ですので!もし今後痛めたときのガイドラインになるように、どんな時に筋肉由来なのか?を説明していきたいと思います。
ではいきましょう!
動かした時に痛みが出ない姿勢がある=筋肉由来
はい、結論書きます。
いろいろと体を動かしてみて痛みが出ない姿勢があれば筋肉由来です。
炎症を起こして痛みが出ている部分が筋肉由来であれば筋肉の長さが変わって楽になったり、逆に痛みが増したりします。
ちなみに冒頭で話した友人は普通に立っていると痛みはなく、左肩をあげた状態で体をねじると痛みが走ったようです。
ですのでもしも腰が酷く痛くなった時には前屈してみたり、後屈してみたり、座ってみたり、立ってみたり、立ちっぱなしになってみたり色んな姿勢をとってみて下さい。
その中に「あれなんか痛くねぇぞ?」という姿勢があればかそれは筋肉由来です。
どんな姿勢とっても痛い場合は?
もしも痛みが発生してから2、3日経ってもなお痛く、またどんな姿勢をとっても痛い場合には筋肉由来でない可能性があります。
その時考えられる原因には内科系の疾患が考えられます。
癌、胃潰瘍、結石、心疾患などです。
この場合には整体院ではなく病院の内科にGOしましょう!
特徴としては、
- マヒがある
- 日増しに痛みが増加している
などがあげられます。
決して強がらずに病院へ行きましょう!早ければ早いほど良いはずです!
痛みの起きにくい体にするには??
ここからは筋肉由来の痛みに絞って話を進めていきます。
「痛みにくい体」にするには、そもそも「何故痛みが発生するのか?」から考える必要があります。
筋肉由来の痛みは一言でいえば「酸欠」です。
筋肉の使いすぎ→緊張したり、硬くなったりする→血流が滞る→酸素が行き届かない→脳が緊急事態と判断して痛み物質を発生→痛みを自覚する。
こんな順番で痛みが発生しています。
したがって肝心なのは一番最初。筋肉の使いすぎを防ぐことです。
しかしここが要注意。
使いすぎといっても「動くな」と言っているわけではありません。
ここでいう使いすぎとは”特定の筋肉の使われ過ぎ”です。
重要なのは日頃から沢山の筋肉が使われる状態であることです。
当然ですが使われない体の機能は衰えます。宇宙飛行士が地球に帰還してから体が重いのと同様です。
使われない筋肉が存在すると、その分使える筋肉が頑張り始めます。そうやって過労が始まり痛みが起こります。
ではどうすればいいの?
使われない筋肉が原因で痛みが出るのなら、使われない筋肉をなくしましょう!
えらく簡単に言いましたが、要するに日頃から色んな動きをしましょうということです。
なにも変態みたいに踊り狂うわけではなく登山してみたり、テニスしてみたり、後ろ歩きしてみたりとかそんな具合です。
最初はとても疲れると思います。帰ってきてヘトヘトかと。
当然です。色んな筋肉を使えば疲労します。
しかしそれでいいのです!!
疲れない体=ある特定の筋肉しか使っていない=痛みが出やすい体
なわけですから、積極的に体を動かして沢山疲れましょう。
痛みが出ないだけでなく、寝付きも良くなり、ダイエット効果も上がるかもしれませんし!
いかがでしたでしょうか?
最後は少し話が飛躍しましたが、もしも体が痛んだ時には参考にして下さい!!
では~。